【組み立て式】防音室でおすすめ業者!カワイとヤマハを徹底比較!

公開日:2025/07/01 最終更新日:2025/07/02
カワイとヤマハ

楽器や歌など音楽を行う場合、防音室は必要不可欠です。周囲の迷惑にならないため、気兼ねなく取り組めるでしょう。そこで、防音室メーカーを比較し、最適な機能を選ぶと安心です。ここでは、カワイとヤマハの特徴を紹介します。音楽活動を充実させるために、防音工事を検討している人は必見です。

株式会社カワイ音響システム(ナサール)の特徴

カワイ音響システムは、河合楽器製作所から防音室開発チームとして発足した企業です。防音ルームのナサールを開発し、40年以上音楽関係者を支えています。ここでは、ナサールの特徴を解説します。

ユニットタイプ・ナサール

ナサールは、組み立て式で防音設備を作れます。ピアノ・金管楽器・弦楽器など、様々な楽器に対応可能です。面積は小型の0.8畳から、グランドピアノが置ける4.3畳まで選べます。9サイズ展開なので、演奏したい楽器や収容人数によって選ぶと良いでしょう。

そして、依頼後ユニットは最短10日間で完成し、工事は1日で済むことがメリットです。さらに、扉の開く方向や位置を選べるので、デッドスペースを無くします。2畳以上であれば内開きも可能なため、スペースを上手に活用できるでしょう。

YAMAHA(アビテックス)の特徴

アビテックスは、楽器業界大手のヤマハが提供している防音室です。独自の技術や調音パネルを使用し、防音だけではなく音の響きにもこだわっています。ここでは、アビテックスの特徴を解説しています。

自由設計・アビテックス

防音と美しい音響を兼ねた、音楽にふさわしい機能性が魅力です。パネルを部屋の形状に合わせ、半日程度で個室を設置します。個人宅でリビングの一角に、演奏ルームを作っても良いでしょう。0.8畳から4.3畳まで選べるので、立奏声・声楽・グランドピアノまで幅広く対応しています。

そして、設計パネルは3層構造のため優れた遮音性が魅力です。また、資材はシックハウス対策に万全なため、健康にも影響がありません。1日中、夢中で演奏を行っても、高い安全性に守られます。さらにアフターサービスがあるので、長期に渡り品質維持が可能です。

2つの防音室の違い

カワイとヤマハともに信頼できるメーカーであり、メリットは多くあります。両者の違いを理解し、最適な防音室を選びましょう。

防音性能の違い

防音性能としては、ドラム音すらも遮断するカワイ・ナサールが優秀です。打楽器・バンド演奏を行う人に向いているでしょう。ピアノを演奏する場合も、かすかな話声程度まで抑えられます。

しかし、ヤマハ・アビテックスは、金管楽器やピアノ演奏であれば充分な機能性です。自身の楽器や、演奏スタイルに応じて選びましょう。

費用面での違い

両メーカーの価格を比較すると、カワイ・ナサールがやや手頃です。カワイ・ナサールは、0.8畳の本体価格が67万1,000円(税込)からになります。ヤマハ・アビテックスは0.8畳の本体価格が77万円(税込)からです。両メーカー、組み立て料や運送料は別途になるので、見積もりを行ったうえで決めましょう。

導入のハードル

両メーカー、ユニットの仕上がりまでスムーズであり、組み立てや運送を任せられます。しかし、多額の費用がかかり、大がかりな搬入作業が必要です。さらに、2階以上の搬入であれば、別途費用が必要になるので注意しましょう。

また、住宅街や高層マンションなどであれば、近隣への配慮も必要です。大型車両や搬送人員が出動するため、騒音に気を使うでしょう。組み立て式防音室は、使い勝手は良いものの導入ハードルは高く感じやすいです。

まとめ

カワイとヤマハ共に、トップクラスの楽器メーカーです。音に関する技術は信頼できるでしょう。しかし、組み立て式の防音室は、導入時に大きな手間がかかります。予算も思いのほかかかり、近隣の迷惑になり兼ねません。音楽活動を充実させるために、部屋自体の防音工事を行うと良いでしょう。両メーカーとも、自由設計の依頼が可能です。末永く音楽を楽しみたい人には、価値ある選択になります。豊かな演奏をするためにも、積極的に防音室を導入しましょう。

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イメージ引用元:https://www.showaonkyo.com/引用元:https://www.soundzone.jp/引用元:https://dspc.co.jp/引用元:https://www.livtech.jp/引用元:https://www.noe.co.jp/
会社名昭和音響♪
(株式会社昭和クリエイト)
サウンドゾーン
(環境スペース)
D.S.PコーポレーションLivtech
(リブテック)
日本音響エンジニアリング
見積もり
シミュレーション
ショールーム
遮音性能
※ピアノ室/戸建ての場合の目安
Dr-60程度Dr-60程度Dr-50~55程度記載なしDr-50
保証・サポート・引き渡し時に実測(遮音性能の測定)あり
・引き渡し後の無償アドバイス
計量証明の交付あり遮音性能測定検査室内の音場調整、測定による性能確認完成仕上げ前の測定で保証値を確保
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